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男子校出身者「大学で女性との接し方がわからない」トホホな失敗例

 また都内在住のNさん(30代/自営)は、「小学校から高校まで男子校」というハードな(?)環境で育ったため、ごくごく基本的なコミュニケーションさえ取れなかったという。

「女性を何と呼んでいいかが、さっぱり分かりませんでした。『名前の呼び捨てなんてもちろん無理だし、“○○ちゃん”も馴れ馴れしいし、名字を呼び捨てするのも乱暴な気がするし……』と悩んだ挙げ句、無難に名字で“○○さん”と呼んでいたら、いつまで経っても距離が縮まらず、大学4年間、まったく女性とは仲良くなれませんでした」(Nさん)

 Tさんは控えめに行き過ぎて失敗したが、逆のパターンもある。「大学に入ったら彼女が欲しい」と意気込んだKさん(30代/広告)は、攻めすぎて見事に大失敗した。

「男子校ってシモネタが本当に飛び交っているんで、感覚が麻痺してしるんです。テニスサークルの合宿に参加して、笑いを取ろうと思ってシモネタをいったら、見事にドン引きされてしまいました。『男子校にいたから、どこまでシモネタがOKなのか分からなくて……』と言い訳したら、『どこまでがOKじゃなくて、シモネタは全部ダメなんだよ!』と、先輩にメチャクチャ怒られました」(Kさん)

 男子校には男子校なりの良い点もあるだろうが、こういった例を聞くと、失敗を個人の資質のせいにするのは気の毒な気もする。前出のNさんは社会人になって彼女ができ、女性とも普通にコミュニケーションが取れるようになったが、男子校出身者にはこんな共通点があるという。

「まず、自分の容姿やスペックを差し置いて、女性の好みのレベルが異常に高いです。現実の女性と触れ合う機会がなく、アイドルやアニメなど、夢や空想の世界で過ごす時間が長いからでしょう。“クラスのマドンナに告白される”とか“隣の席の地味な女の子が、眼鏡を取ったら美人だった”とか、現実には宝くじレベルでしか起こりえないような幸運を期待するパターンも多いです。

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