現金を使わずクレジットカードや電子マネーなどで支払いをするキャッシュレス社会が急速に進んでいる。その便利さからキャッシュレス決済を使う人は多い一方、不安を感じている人も少なくない。「新しい波にすんなり乗り切れない」理由とは――。
女性セブンのメルマガ『セブンズクラブ』にて「キャッシュレス決済に関するアンケート」を実施。617人の読者から寄せられた回答から、キャッシュレスの便利さ、不便さ、それぞれリアルな声を紹介しよう。
まずは、キャッシュレスの困ったところから。
●残高不足で決済ができなかったり、QRコードがうまく読み取れなかったりして、後ろに長い列ができた時は、非常に恥ずかしい思いをしてちょっとトラウマ。(48才・保育士)
●有料道路の駐車場で、現金決済しかできないところがあり、現金を持ち合わせておらず焦った。同乗者が支払ってくれたが、キャッシュレスに慣れすぎるのも考えものだと痛感。(55才・主婦)
●クレジットカード、電子マネー、ポイントカードと、財布がカードだらけでかさばる。同様に、スマホに入れたアプリを整理するのも結構、面倒。(66才・主婦)
●暗証番号やパスワードを忘れてしまって毎回困る。結局、登録しただけで未使用のものがいくつもある。(59才・事務)
●いざ支払いという時に、ネット環境が悪かったり、バッテリーがなくなったりして断念したことがある。(47才・サービス)
●残高照会が気軽にできない点が不便。(54才・主婦)
●スマホの機種変更をしたら、設定方法がわからなくなり、使っていた電子マネーが使えなくなった。(36才・主婦)
●老眼が進んでいるせいか、パスワードの入力をしょっちゅう間違えてイライラする。(57才・パート)
●現金が手元にあまりないので、子供に学校の教材費などを持たせる際、金額をそろえるのが大変。(45才・主婦)