それからしばらくの間、旦那さんは景子さんを無視し、目が合えば離婚の話ばかり出してきたそうです。
「私も色々考えて、30代なかばで離婚してもあまりメリットないし、こんな状態で仕事を見つけるのも難しい。OL経験はあるけどブランクがあるし。何より子供2人と離れたくないし、麻布での生活も捨てたくない。ワンオペ育児のストレスを解消することばっかり考えてて、夫のケアをしてなかったかなあって思い直して。
そこから夫婦問題のカウンセラーに通って夫婦の関係修復にいそしんで、最近やっと話ができるようになりました。それで、私もカウンセラーの仕事につく準備をしています」
彼女は、「自分の存在価値とか夫の愛情を、使わせてもらえる額で測っていた節があったと思う」と語りました。今は引き続きワンオペながら、そんなにストレスはたまらなくなったとのこと。クローゼットの中身は、仕事をするようになったら使おうと考えているそうです。