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一筋縄でいかない「人間ドック」受診 仕事に支障、バリウムで悶絶…

 近年では、バリウム検査を避けて胃カメラを選択する人も増えているというが、とにかくバリウム検査と相性が悪いというのは、40代の女性会社員・Cさん。

「発泡剤とバリウムがうまく飲み込めず、バリウムが誤って気管に入ったことがあります。別の時にも、下剤を飲んでもなかなか出ず、半日以上苦しい思いをしたことがあります」(Cさん)

 また、人間ドックの検査項目には、基本検査以外にいくつかのオプション検査が存在する。思わぬオプションの押し売りを受けたと振り返るのは、30代の男性会社員・Dさんだ。

「私が人間ドックを受けたのは、受付時でも医師の問診時でもオプションを申し込めるという病院。医師が、病歴やなぜ必要かなどの理由の説明もなしに、やたらと『脳MRI』『ピロリ菌』『内視鏡』などのオプションを薦めてきました。本当はいくつか検討していたオプションもあったのですが、なんだか“営業”のにおいがイヤになり、スキップしました」(Dさん)

 健康管理のためには重要な人間ドック。なるべくモヤモヤを感じずに受けたいものだ。

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