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キャリア

人生100年時代、65歳で完全リタイアし「無税生活」がよっぽど現実的

 大都市圏に住む夫婦2人世帯であれば、夫の年金が年211万円(月額約17.5万円)以下で、妻が国民年金(月額約6.5万円)の場合、「住民税非課税世帯」となり、税金はゼロ、健康保険料なども軽減措置で安くなる。

 厚労省の標準モデルである夫婦の年金月額約22万円前後の世帯であればこの非課税世帯に相当するから、年金のほとんどを生活費に回すことができる。70歳以降はずっと、虎の子の貯金を取り崩さずに年金だけで生活できる水準といえる。

 無理して働いて税や保険料を搾り取られるより、このほうがよっぽど現実的な「人生100年安心」のライフプランなのだ。

※週刊ポスト2019年7月12日号

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