投資

長期投資スタイルの会社員 株価暴落局面でりそな株買い増し

アベノミクス相場で儲けた! という個人投資家の声が今年の初頭は各所から聞こえていたが、彼らはいかにして勝利したのか。Ryu氏(27歳・男性)が自身の投資手法を解説する。

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僕はサラリーマンをしながら、「長期保有スタイル」で株式投資をしています。大学生だった20歳のとき100万円でスタートし、今27歳で1300万円のお金を稼ぐことができました。5月には一時1550万円までいきました。

長期保有スタイルですから、5月下旬~6月の相場全体が下がっているときは、僕の口座残高も減ってしまいました。しかし、過去の暴落を研究すると「20~25%ほど下がったら一時的に反発しやすい」というデータがありますから、日経平均株価1万3000円以下はチャンスだと捉えていました。

また、経済指標も改善していたので、「これは下落トレンドに転じたのではなく、単なる押し目かな」と判断し、下がった局面では買い増しをしました。アベノミクスであれだけ上がってしまうと狙っている銘柄も高くて買えなかったので、むしろ「買い増しができるタイミングがようやく来た」と喜びましたね。

特に買い増しをしたのは、りそなホールディングス。PER(株価収益率)10倍以下、配当金は増配予定ですし、今後、住宅ローン金利は上がることが予想され、ビジネスチャンスは拡大しそう。また、未返済の公的資金を5年後には完済する見込みという明るい材料もあります。最近の株価は500円前後ですが、2000円になってもおかしくないと考えています。

ほかには、地盤解析サービスを行なう地盤ネットや、3Dプリンタ関連のMUTOHホールディングスにも注目しています。どちらも、今後の需要が急増すると期待される業態です。

●ブログ「Ryuの口座記録」:http://rkabulife.blogspot.jp/

※マネーポスト2013年秋号

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