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【ドル円週間見通し】米追加利下げ観測が浮上するもドル円は底堅いか

・10月7日-11日に発表予定の主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(日)8月経常収支 8日(火)午前8時50分発表予定
・予想は、2兆1081億円の黒字
 参考となる7月の一次所得収支の黒字幅は拡大したものの、貿易収支やサービス収支の赤字幅は拡大。8月については、一次所得収支の黒字は高水準を維持する見込みだが、貿易・サービス収支は赤字が続くとみられており、経常黒字額は7月実績をやや下回る可能性がある。

○(独)8月鉱工業生産 8日(火)午後3時発表予定
・予想は前月比 0.0%
 参考となる7月実績は予想に低下し、製造業の不振でドイツ経済が第3・四半期にリセッション(景気後退)に突入する可能性を示唆した。8月は反動増が予想されているが、資本財の生産が継続的に増加することは期待できないため、9月は再び伸び悩む可能性がある。

○(米)9月コアCPI 10日(木)午後9時30分発表予定
・予想は前年比+2.4%
 参考となる8月実績は前年同月比+2.4%で2018年7月以来の大幅な伸びを記録した。9月については、帰属家賃や医療費の増加によって、物価上昇率は8月実績に近い水準となる可能性がある。

○(米)10月ミシガン大学消費者信頼感指数 11日(金)午後11時発表予定
・予想は、92.3
 参考指標となる9月の米消費者信頼感指数は、今年最大の低下となった。景気や労働市場に関する消費者の見通しが悪化した。信頼感は向こう数カ月、現在と大差ない水準で推移する可能性はあるが、この継続する不確実性が影響し、ある時点で低下し始める可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・7日(月):(日)8月景気先行指数
・8日(火):(米)9月生産者物価指数
・9日(水):(米)8月卸売在庫
・10日(木):(日)8月機械受注、(英)8月鉱工業生産、(独)8月経常収支
・11日(金):(米)9月輸入物価指数

【予想レンジ】
・105円50銭-108円50銭

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