大人になると勉強する機会が減るが、覚えたり考えたりすることは、脳にいい刺激を与える。専門知識を得れば、仕事や日常生活に活かせることも。人生100年時代の今、資格を取って趣味の世界を広げてみてはいかがだろうか。
興味のある資格はあっても、どんなことを学べるのかが気になるところ。そこで、人気資格のひとつで、野菜とくだものの栄養や調理法、流通などについて学ぶ『野菜スペシャリスト』の実際のテキストから、一部を抜粋した。
■『野菜スペシャリスト』(民間資格)
※「生涯学習のユーキャン」より問題提供(一部編集部改変。実際の試験問題とは異なる)
次の各文を読んで、正しいものには○、誤っているものには×で答えなさい。
Q1:厚生労働省がすすめている、野菜の1日あたり摂取量の目標値(成人)は300gである。
Q2:「平成27年国民健康・栄養調査」(厚生労働省)によると、20~50才代の男性・女性ともに、野菜の1日の摂取量は300g以下である。
Q3:緑黄色野菜には、トマトやピーマンなども例外として含まれている。
Q4:淡色野菜には、生で食べられ、エネルギーが低い野菜が多い。
Q5:1日350gの野菜を摂取するには、野菜料理2皿分程度が目安となる。
Q6:かぼちゃの果肉の鮮やかな黄色はビタミンCによるものである。
Q7:トマトに含まれる抗酸化作用の高い色素成分はリコピンである。
Q8:トマトの果頂部(お尻の部分)に放射状の筋が多いものほど酸味が強いといわれている。
Q9:なすの紫色の皮には、ナスニンというポリフェノールが含まれている。
Q10:青ピーマンは、未熟な状態で収穫されたもので、完熟すると赤ピーマンになる。