中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

元CM女王・剛力彩芽、前澤氏との交際は広告価値をどう変えたか

剛力彩芽は再び「CM女王」としての輝きを取り戻せるか

剛力彩芽は再び「CM女王」としての輝きを取り戻せるか

 女優・剛力彩芽(27)とZOZOの元社長・前澤友作氏(43)の破局が明らかになったが、気になるのは、かつて「CM女王」として名を馳せた剛力が再びその座に返り咲くことができるのかどうか。広告業界関係者に話を聞くと「現状はキツい」という声が続々と聞こえてきた。

 前澤氏との交際発覚前は、山崎製パンの「ランチパック」を含め、12社のCMに出演していた剛力。CMキャスティング関係者はこう語る。

「剛力さんが所属する事務所は、所属タレントをCMに多数出すことで『旬感』を出すような戦略をとっています。実際、同事務所では10社以上の企業と契約するようないわゆる『CM女王』を次々と輩出していますからね。菊川怜さん、米倉涼子さん、上戸彩さん、武井咲さん、そして剛力さんです」

 CMでは「旬感」というものがかなり大事なのだという。同事務所はそこをよく分かっており、多数のCM契約をすることで「ブレイクしている」と世間に感じさせることに長けていた。だが現状、剛力のCM契約はない。今後の展望はどうなのか、大手広告代理店社員に聞いた。

「正直今、剛力さんを起用する理由が思いつかない。クライアントから困惑され『なんで今、剛力さんなんですか?』と言われます。剛力さんを提案しても通りませんよ。商品と剛力さんによっぽど関連性があれば別ですが……。たとえばものすごくアルコール度数が高い『剛力チューハイ』というような名称の商品があればキャスティングの提案には入れるかもしれませんが、とにかく今はないです。クライアントからすれば、“自由奔放な恋愛体質で金持ち好きな人”のようにしか思っていないのが実情です」(制作部署社員・A氏)

「元々剛力さんは、CM契約1本で3000万円クラスでしたが、今契約するとすれば、おそらく2000万円台のどこかになるでしょう。とはいえ、日々クライアントと接している私でも今剛力さんを提案する大義名分がないというか、『他にもっといい人がたくさんいる』という状況にあります。Aさんが言うように、クライアントから『なんで剛力さんである必然性があるんですか?』と言われてしまいます。そこに私も説得力ある説明ができない」(営業部署社員・B氏)

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