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業績急回復中の三菱商事と三井物産、就職人気では逆転劇も

 地味ながらも堅実な売り上げがある「倉庫」でも逆転が生じた。長年、業界のトップは三菱倉庫だったが、2010年代に三井倉庫ホールディングスがM&Aによる拡大路線を推し進め、2016年に初めて首位を奪取。以降も業界トップに君臨する。

 ただし、三菱も見劣りはしない。三菱倉庫はこの10年間、100億~130億円の営業利益を続ける超優良企業だ。「寮費月5000~1万円で水道光熱費は会社負担」「外国語教習や海外業務研修が充実」などの企業姿勢が高く評価されて、企業口コミサイトの「キャリコネ」が2019年10月に発表した「物流・倉庫業界のホワイト度が高い企業ランキング」では、2位の三井倉庫を抑えて堂々の1位に輝いた。

※週刊ポスト2020年1月3・10日号

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