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豆蔵ホールディングス(3756):企業のIT投資増を背景に事業拡大するITサービス企業

豆蔵ホールディングス(3756)市場平均予想

tomatsu20160613

企業概要

同社は、連結子会社15社と、非連結子会社3社で構成される、「情報サービス事業」と「半導体事業」を行う企業グループです。エンジニア派遣から事業拡大し、ソフトウェア開発のコンサルティング事業を主としてます。売上の9割を占める「情報サービス事業」は、業務およびシステムにおけるコンサルティング・受託開発、技術者教育、ソフトウエア製品の開発・販売をしています。

情報サービス事業はさらに3つの部門に分けられ、ビジネス・ソリューション部門、エンジニアリグ・ソリューション部門、教育ソリューション部門で構成されます。

ビジネス・ソリューション部門では主にシステム構築コンサルティングを手掛け、エンジニアリング・ソリューション部門は自動車など工業製品に組み込まれるソフトウェアの開発を主力とし、教育ソリューション部門は顧客企業のエンジニアに対してソフトウェア開発を構成する方法論や技術等を教えています。

また、「半導体事業」では半導体製造装置関連のソフトウェア開発や保守サービスを提供しています。

要するに、企画、設計、システム構築、保守・運用など様々な場面で一貫したサービス提供を行っているということです。顧客企業には、オリンパス、ぐるなび、ソフトバンクモバイル、タワーレコード、アプライドマテリアルズジャパンなどがあります。

注目ポイント

16/3期の業績は子会社化した企業業績が通期寄与した事で増収増益となりました。17/3期は半導体製造装置は低調が予想されていますが、16/3期に受注した大型案件も寄与するほか、ビッグデータ、自動走行、産業ロボット、クラウドサービスの分野で成長が見られそうです。

株価は年初来高値を更新し続けており好調ですが、一方で予想PERは約15倍とPERから見た株価水準に割高感はありません。ただ、短期的には(ここ数日の値動きには)過熱感も感じられるところでもあります。慎重にいく場合、15日移動平均線や100日移動平均線などまで調整したところでの購入を検討できると思います。

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