続いて、ゆで太郎システム。こちらでは「ミニかつ丼」(350円)と「ジャンボかつ丼」(640円)の2種類が提供されているが、記者Aは「ジャンボかつ丼」を実食した。
「ジャンボと名がついているだけあって、ロースカツが大きいのが特徴。お肉も厚めで脂身もしっかりあります。もちろんごはんも多い。味付けはシンプルで、汁物はついてきません。おそばとセットにしなくても、十分にお腹いっぱいになります」(記者A)
500円という安さがうれしい「富士そば」
「名代富士そば」は、東京、神奈川、埼玉、千葉で展開される、そばチェーンだ。
「東京の立ち食いそば店の代名詞的存在が、富士そば。現在130店舗以上が営業中です。店舗ごとの個性が際立っていて、オリジナルメニューを提供する店があるのも特徴です」(小浦氏)
この名代富士そばでは、500円で単品の「かつ丼」が提供されている。都内某店で記者Aが実食した感想を話す。
「まず500円という安さが驚きです。ボリューム的にはゆで太郎よりは少なめに感じましたが、甘みが際立つつゆが特徴的で、味がしっかりしている分、食べごたえがあります。衣のサクサク感が残っているのもポイントが高いです」
また、“汁物”も添えられてきた。
「その店では、お新香と小さなスープが付いてきました。おそらくめんつゆを割ったものだと思うのですが、これが案外嬉しい一品です。口の中が濃いめの“かつ丼の味”になった後に、スープをグッと飲み干すことで、いい感じにスッキリします」(記者A)