乗り換えを厭わなければ、家賃は下がる
そしてもう1つのポイントは「乗り換え」です。都心に出るためには必ず1度は乗り換えを要する路線は、手間と時間が掛かる分、当然、家賃相場は下がります。
【JR】
横浜線=古淵(4.88万円)、片倉(4.76万円)
武蔵野線=新小平(4.89万円)、市川大野(4.80万円)
【私鉄】
新京成=上本郷(4.80万円)、薬園台(4.45万円)
東武野田線=岩槻(4.57万円)、豊四季(4.33万円)、新柏(4.87万円)
西武国分寺線=恋ヶ窪(4.98万円)
西武多摩湖線=青梅街道(4.81万円)
京王動物園線=多摩動物公園(3.61万円)
流鉄流山線=小金城趾(4.07万円)
相鉄=上星川(4.98万円)
確かに乗り換えは面倒ですが、松戸から1駅の上本郷、国分寺から1駅の恋ヶ窪などは、十分にオトク感があるように思われます。
筆者注目の3駅はこちら
都心から遠かったり、乗り換えをしなくてはいけなかったりと、なかなか難しい5万円以下の駅探しですが、例外となる駅がいくつかあります。1つ目は西武新宿線の東村山駅(4.70万円)です。志村けんさんの故郷として知られる東村山は、乗換なしで新宿まで30分強。急行も停まり、駅前も賑わっています。
2つ目は、京王相模原線の京王永山(4.83万円)です。特急が停まるため、新宿まで30分掛かりません。駅名は違いますが、隣り合って小田急永山駅もあり、2つの路線で都心に行くことができるのも大きな魅力です。