「ファストフードはカトラリー使い捨て、調味料も使い切りで、レジの時間も早い。最初からテイクアウトを想定した商品なので、味も変わらない。コロナ禍では昔からテイクアウトを続けてきた店が強く、牛丼チェーンも好調です」(同前)
コロナの第二波、第三波が囁かれるなかでは、テイクアウトとデリバリーへの対応が勝敗を分けるという。
「テレワークが進むなかで、企業の依頼を受け社員の昼食をデリバリーする業者が出てきて好調です。栄養管理も兼ね、福利厚生費で処理しているといいます」(同前)
業界の景色は、まさに一変の様相だ。
※週刊ポスト2020年6月12・19日号