新型コロナウイルス感染拡大防止のため、こまめに手洗いやアルコール消毒をするようになったという人は多いだろう。それに伴い、手荒れを気にする人も増えたようで、ドラッグストアなどでは、ハンドクリームの売り上げも好調だという。一方で、特に女性に“あるある”なのが、「何本使っても、なかなかしっくりくるものに出会えない」という悩みだ。女性たちのリアルなハンドクリーム事情を聞いてみた。
何故か常に複数の「使いかけ」がある
都内の広告会社で働くAさん(30代/女性)のデスクの引き出しには、使いかけのハンドクリームのチューブがゴロゴロ横たわっている。
「ハンドクリームって、値段も手頃で、『あれば使いそう』ということから、プレゼントで貰うことが多いものの一つ。でも恥ずかしい話、私は1本をそのまま使いきったことがないんです。高そうな物でも、香りが好みでないと使う気にならないし、逆に香りは良くても、ベタついたりするとなかなか使い続けられず……。
最近、ハンドクリームを使う回数は増えたものの、未だにこれというものに巡り合えていなくて、新しいものに目移りしがち。自宅はもちろん会社のデスクの引き出しにも、使いきれなかったハンドクリームがたくさんあります」(Aさん)
ハンドクリーム、それぞれの「好み」
大阪市内の学校職員・Bさん(20代/女性)は、ハンドクリームを複数個持っているが、目的によって使い分けている。