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純金積立から金ETFまで 人気急騰中の金投資のやり方一覧

(1)純金積立
 安定的に金投資をしたい初心者向けの投資法といえる。取扱会社に年会費や購入手数料といった2000~10000円程度のコストを支払うことで、毎月1000円程度の少額から購入することができる。購入した金は取扱会社で管理してくれるため、手間はかからない。

【純金積立の主な取扱会社】(五十音順、以下同)
KOYO証券、住友金属鉱山、田中貴金属工業、マネックス証券、三菱マテリアル、楽天証券、ほか

(2)金地金・地金型硬貨
 金地金(きんじがね)は、いわゆる金の延べ棒(ゴールドバー)のこと。売買が500g(約240万円程度)未満の場合は、100gあたり5000円程度の手数料がかかる。現物の金を保有するため、盗難や紛失、破損などを避けるための管理に手間がかかるが、実物を保有できることもあり、その人気は高い。5年以上保有すると課税金額が減額されるため、長期保有に向いている。

 地金型金貨は、金地金を少ない資金で購入する人向けの商品。売買時の手数料がかからないメリットはあるが、売値と買値の差(スプレッド)が広い。コインショップのほか、百貨店や銀行などで購入できる。

【金地金・地金型硬貨の主な取扱会社】
石福金属工業、住友金属鉱山、第一商品、田中貴金属工業、徳力本店、三菱マテリアル、ほか宝石商や高級百貨店などで購入可

(3)金ETF・ETN
 金の指数などに連動するETF(上場投資信託)やETN(指標連動証券)は、東京証券取引所などの取引所に上場しているため、株式と同様に市場が開いている間はリアルタイムで取引ができる。株取引ができる証券会社などに口座を開けば、店舗でもインターネットでも取引可能。またNISA(少額投資非課税制度)の活用で獲得収益を非課税にすることも。投資対象となる金の指数によって値動きが異なるため、投資対象をしっかりと見極めることが重要だ。

【金ETF・ETNの主な銘柄】
ETFS 金上場投信、金価格連動型上場投資信託、国内金先物価格連動型上場投信、SPDR GOLD SHARES(GLD)、純金上場信託(現物国内保管型)、NEXT NOTES 日経・TOCOM 金 ダブル・ブル ETN、NEXT NOTES 日経・TOCOM 金 ベア ETN

【金ETF・ETNの主な取扱会社】
インヴァスト証券、SBI証券、岡三オンライン証券、カブドットコム証券、GMOクリック証券、楽天証券ほか

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