「そこまでの辛さはなく、辛党の人には物足りないかもしれません。でも、辛すぎない分、クリーミーさが際立って、ソースとキーマカレーの融合を楽しめるという印象。辛さのみを期待すると肩透かしを食らうかもしれませんが、チーズ系のカレーとしてはとてもおいしいです」
チキンカツが絶品!なローソン
ローソンでは、『スパイシーチキンカツカレー』(461円)が販売中。1包装あたりのカロリーは658kcal。
セブン-イレブンとファミリーマートの今年の夏カレーはどちらかと言えば“変化球”だったが、こちらはオーソドックスなカレー。日本風のカレールーにチキンカツがトッピングされたものとなっている。
「セブン-イレブンの『銀座デリー監修 夏にぴったりな激辛チキンカレー』ほど辛くはないものの、しっかり辛さがある“中辛”のカレーです。ルーは“日本食のカレー”といった雰囲気で、誰もがおいしく食べられるものだと思います」
メインの具であるチキンカツはどうだろうか。
「コンビニのカツカレーのカツは、衣が厚すぎたり、脂身が多すぎたりして、ちょっと微妙なことも多いんですが、このチキンカツはかなりおいしい。お肉は柔らかいし、チキンの旨味もしっかり感じられる。このチキンカツは“当たり”です!」
コンビニ3社の夏カレーを記者Aが総評する。
「辛さのセブン-イレブン、まろやかさのファミマ、チキンカツのローソン、といった感じです。いずれも500円前後で、価格的にもちょうどいいのではないでしょうか。三者三様なので、食べ比べれば好みのカレーが見つかると思います」
セブンとファミマについては、このほかに定番系のカレーも販売している。これらも含めて、コンビニの夏カレーを味わって、猛暑を乗り越えたい。