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貯蓄性の高い保険の販売停止相次ぐ マイナス金利の影響で

 すでにアメリカンファミリー生命(アフラック)でも「ほけんの窓口」「みつばちほけん」といった保険ショップでの学資保険の取り扱いをやめ、ソニー生命でも一時払い終身保険や学資保険などの販売を停止している。

 マイナス金利の影響が、終身保険や個人年金保険を皮切りに、学資保険など幅広い保険商品に及んだ格好である。

 そうなると、私たちは将来に向けてどう備えればよいのか。頭を悩ます人も少なくないだろう。ファイナンシャルプランナーはこう語る。

「まず、それまでに加入していた保険が値上げされたり、契約内容が変更されたりすることはないので、慌てる必要はありません。ただ、マイナス金利の影響は当面続くので、しばらくは『保険は貯蓄』という考え方に固執しない方がいいでしょう。将来への備えは何も保険だけではありません。資産運用に対する視野を広げるきっかけにしてもらえばいいのではないでしょうか」

 この先も貯蓄性の高い保険を中心に保険商品の販売停止や保険料値上げは続くと見られる。生保各社の動向に目を配りつつ、右往左往しないことが求められるようだ。

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