カード断捨離をする場合、利用頻度の高い店や航空会社などのポイントやマイルと提携しているクレジットカードかどうかを確認することも大切だ。
例えば、Tポイント加盟のファミリーマートで現金支払いをしてポイントをためているなら、『Tカード』と提携している『ファミマTカード』などを使えば、利用するたびにポイントを効率よくためることができる。
「ちなみにこの『ファミマTカード』は、毎週火・土曜に買い物をすると、ショッピングポイントが3倍、クレジットポイントも2倍となり、計5倍ものポイントがつくんです。このように、よく利用する店のポイントとクレジットカードを連携させれば、お得度が増しますよ」(岩田さん、以下「」内同)
五十路さんの場合、携帯電話料金の支払いに『DCMX』(現在は『dカード』に名称変更)を利用しているため、dポイントに注目。
「8月からはdポイントと高島屋の提携が始まります。高島屋で買い物をする場合、『タカシマヤカード』なら8%のポイントがたまる高還元率ですが、食品売り場では基本1%のみ。それが、『dカード』を利用するとdポイントの還元率は2%で、8月頃からは3%になる予定。このままの使い方なら、『dカード』を使い、ポイントを集約させた方がいいですね」
ここまでのステップで、必要なカードと不要なカードが明らかになったら、残ったカードの中からメーンカードを選ぼう。