家計共有は、毎月できればいいが、年1~2回でもよい。
「ボーナス時など、気持ちに余裕がある時がおすすめ。貯金額や支出の内訳を確認し、今後どう使っていくか話し合って。目標を共有すると夫婦の目線が揃い、漠然とした不安が消えます」(氏家さん)
数十年先を見越せる家族の年表“ライフプラン”を立てておくとさらに役立つ。
「教育費のピークがいつか、住宅ローンは何才で終わるかなど、大きなお金の流れを夫婦で確認しておきましょう。車の買い替えなど、近い将来の出費にも備えられます」(氏家さん)
ただし、小遣いの使途は自由にさせておくのがポイント。管理しすぎるとお互いストレスになるからだ。また、専業主婦も小遣いは持つべきだという。
「専業主婦は小遣いがないケースが多いですが、それだと、家計にランチ代や美容代を紛れ込ませ、逆に支出がザルになります」(横山さん)
妻も小遣いの中で自分の出費はまかなうようにした方が家計は安定する。