定番メニューだけでなく、つねに多様な新メニューを投入している牛丼チェーン・松屋。11月24日からは、新メニュー『牛リブロースのカットステーキ定食』を販売している。外食チェーンに詳しいフリーライターの小浦大生氏が解説する。
「松屋を運営する松屋フーズは2019年3月からステーキ専門店『ステーキ屋松』を開店し、今年10月には『ステーキ屋松』で好評となっている『牛ステーキ丼』を松屋でも販売しました。松屋では、過去に何度もステーキメニューが販売されたことがありますが、ここにきてまた松屋におけるステーキメニュー展開にも積極的になっているようです」
そこで、マネーポストの庶民派グルメ担当記者Aが、この『牛リブロースのカットステーキ定食』を実食してみた。
ボリュームはどうなのか?
『牛リブロースのカットステーキ定食』は、ライス・みそ汁・生野菜がついて890円(税込み以下同)。そのほかに、お肉が2倍の『牛リブロースのカットステーキW定食』(1290円)、生野菜がついていない『牛リブロースのカットステーキ ライスセット』(830円)、単品の『牛リブロースのカットステーキ』(690円)も提供されている。
今回は、ステーキの重量を計測するため、みそ汁がついていないテイクアウトで購入した。
メインディッシュとなるカットステーキは7枚。ステーキだけをピックアップして重量を測ったところ、7枚全部で87gだった(調理後の重量)。そして、付け合わせとして、たっぷりのクリームマカロニが添えられている。
「ステーキというと、厚切りの1枚肉というイメージですが、このカットステーキは、“ちょっと厚めの焼き肉”という感じ。1切れごとにちょっと“個体差”があるのか、硬いものと柔らかいものがありました。ただ、適度な厚さでとても食べやすいサイズなので、多少硬くてもそんなに気にはなりません。
しかしお肉のボリュームについては、若干の物足りなさを感じてしまいました。W定食でちょうどいいくらい。できればもっとガッツリお肉を食べたいというのも本音です」(記者A・以下同)