家計

夏の電気代節約術 エアコンは自動モードでお得になる

 ホコリがつまっていると、エアコンの性能が落ち、年間の電気代が700円、ひと夏で約220円ほど高くなる。

「さらに長く放置すると自分では対処しきれず清掃業者を呼ぶことになったり、部品を外して水洗いするなど大掃除になってしまう。異臭の原因にもなり、長持ちもしません。2週間に1度は掃除機でササッと吸って」(丸山さん)

 外気温35℃で室温が27℃の場合、室外機の設置場所が直射日光の当たるところか日陰かによって、電気代は5%、1日9時間稼働させるとしてひと夏で約750円違ってくる。

「室外機は室内の熱を外に排出する際に、多くの電力を使用します。夏場、室外機が直射日光や地面からの照り返しにさらされていると、熱を追い出す力が低下し、電力を余分に消費してしまいます。

 室外機は日陰に置くか、すだれやよしずなどで、直射日光を遮り、通風も確保。また、地面が温まると運転効率が下がるので、夕方に打ち水を。エアコンの効きがグンとよくなります」(丸山さん)

 エアコンの温度や風量に悩んだら、「自動」を選択。機種によっては熱量のかかるドライモードもあるため、断然、「自動」に!

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