「自動モードにすると、余計な電気を使わないで済みます。エアコンの状態がスタンバイになるまで、こちらがやみくもに風量を上げたり温度を下げたりするよりも、機械が自分で判断して冷やす『自動』に任せたほうがいい。ある程度、部屋が冷えてきたら、温度や風量をこちらで調整させればいいということ」(戸井田さん)
電気代の節約になるかと思って「弱風」に設定することによって、部屋が冷えるのに時間がかかってしまい、「自動」にした時よりもかえって高くついてしまうというデータもある。
手動運転は、自分で設定を変えない限りずっと同じ電気使用量で運転を続けるため、機械自らが温度や環境を察知して省エネしてくれる自動運転に比べてムダが多く、コストがかかってしまうのだ。
※女性セブン2016年8月11日号