また、携帯電話の契約を夫婦それぞれで行ない、料金を夫が一括で支払っている場合には、死亡による解約、支払い方法の変更手続きなどが必要になる。1人になれば家族割も適用外となり月額料金が上がる可能性があるので、夫婦どちらかが亡くなった時の利用プランの変更も想定しておいたほうがいい。
「妻に家計の管理を任せっきりの男性は、『妻が死んだらどこに何を支払っていたのかわからない!』となる人が多い。いざという時に連れ合いが困らないためにも、同居する家族で何に毎月どれだけ払っているか、一覧表を作って共有しておくことが大切です」(米田氏)
今のうちに話し合っておけば後顧の憂いは減らせるはずだ。
※週刊ポスト2021年1月15・22日号