50代なら毎年の誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」を見れば、保険料の納付期間をチェックできる。まずは自分の状況を確認したい。
個人事業主になったら自ら掛け金を積み立てて運用する「じぶん年金」の活用も老後資産を増やす有力手段になる。
「2022年5月からは、個人型確定拠出年金『iDeCo』に加入できる上限年齢が65歳まで延長されます。掛け金が全額所得から控除されるだけでなく、運用益も非課税で、受け取り時も退職所得控除などの対象になり、節税効果が大きい。
厚生年金に加入しない個人事業主の場合、掛け金の上限は月額6万8000円と高く設定されているので、利用するメリットは大きいと言えます」(北村氏)
※週刊ポスト2021年2月19日号