では、本物と偽サイトはどこで区別できるのか? 国民生活センター相談情報部の森澤槙子さんが話す。
「どの偽サイトにも共通するのが“低価格”。ブランド品で激安すぎるものは疑わしいと思った方がいいでしょう。2つ目が“URL”。いくら似せてもURLは同一にはできません。たとえば、ニトリの偽サイトは『mitori』、ダイソンの偽サイトは『yoDyson』などと、少しどこかが違っています。そんな偽のURLを消費者庁ホームページで公開しています」
そして、3つ目は“決済”。個人の口座への振り込みを指定する場合は、ほぼ詐欺だ。4つ目は“不自然な日本語表記”で、5つ目は“会社概要や電話番号のいい加減さ”が挙げられる。ただし最近は偽サイトの巧妙さが増しているので、注意が必要だ。
もし偽サイトにお金を振り込んでしまった場合は、金融機関と消費者ホットライン(188)へ連絡しよう。
※女性セブン2021年3月4日号