IT企業に勤める30代の男性会社員・Cさんは、レジ袋の次はフォークとスプーンという流れを見て、次は食品が入っている「プラスチック容器」にも及ぶのではないかと皮肉を込めて言う。
「プラスチック系のものを規制するんだったら、デパ地下の惣菜や、今飲食店がやっているテイクアウトのプラ容器なんかはどうなるのか。代替素材のものを普及させてから規制すればいいのに、順番が逆だと思います。昭和の時代に、豆腐屋さんには自分の家の鍋を持って行ったと聞きます。飲食店やコンビニに、鍋やタッパー、お皿を持って行く未来を作る気なんでしょうか」(Cさん)
小泉進次郎環境相は「コンビニでスプーンなどが有料化されれば、自分でスプーンを持ち歩く人が増えていく。こうしたことでライフスタイルを変化させていきたい」と述べているが、はたして消費者に受け入れられるのか──。