家計

年金生活で重要なのは「家計簿」より「貯蓄簿」 40・50代から習慣づけを

「貯蓄簿」の項目例

「貯蓄簿」の項目例

 まずは所有している金融商品をすべて書き出す。その後は月末など、決まった日にその時点の残高を記入する。「ボーナスがある人は年2回の支給月、年金生活者は年6回の年金受給月に記帳すると、貯蓄額の正確な動きが把握しやすいでしょう」

 家計簿をつけるのが面倒でも、貯蓄簿だけはつけておいた方がいいという。95才までに毎月の赤字額や特別費をカバーできるほど貯蓄があったとしても、知らず知らずのうちに目減りしているケースが多いからだ。

「40代・50代からつける習慣をつけておけば、意外な出費や貯蓄の増減のスピードが把握でき、マネープランに役立てられるはずです」

取材・文/桜田容子 撮影/菅井淳子

※女性セブン2021年6月10日号

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