ちなみに、いったんはリバウンドしたものの、60日保有している間に下がってしまうケースも考えられる。
そこで、「10%の利益になった時点で利益確定する」というルールも加えると、勝率は67.89%と跳ね上がる。
平均利益は16.03%で、トータルでその水準の利益を目指したいが、「25日間の下落率が20%だった場合は10%で利益確定」、「下落率が40%だった場合は20%で利益確定」と半値戻しを狙うのもいいだろう。
では、どんな銘柄が暴落時にリバウンドしやすいのか。分析結果を踏まえ、短期リバウンドはマザーズから5銘柄を、中長期リバウンドは東証1部から5銘柄を厳選したので参考にしてほしい。
業績などは考慮せず、過去のデータのみから抽出した。どれも試行回数が多く、勝率は8割以上となっている。今年もまだ十分起こりうる暴落に今から万全の備えをしておきたい。