リスクを考えると、1%程度の予定利率では、“お得じゃない”というのが専門家の意見。今から入るのはおすすめしないという。では、手持ちの保険をどう見直すべきか。
「絶対解約しないでほしい“お宝保険”が確実に存在します。それは、“予定利率2%以上の保険”。この保険は、2001年4月以前に契約した保険が該当します」(長尾さん)
さらに、ファイナンシャルプランナーの山口京子さんは次のようにアドバイスする。
「すでに加入している貯蓄型保険の予定利率は今の保険よりいいので、保障が多すぎなければ解約する必要はありません。特に終身型保険は年数が経つほど解約時に戻るお金(解約返戻金)が増え、いずれは払い込み総額以上に。ある程度、払い込み年数が経っているなら維持した方がお得です」(山口さん)
※女性セブン2016年9月15日号