「都心部にはタワーマンションのような納骨堂が増えており、交通の便のよさ、掃除をしないで済むという管理のしやすさ、天候に左右されずにお参りできる、墓石がないのでリーズナブルなどの理由で、継ぐ人がいても、あえて納骨堂を選ぶケースもあります」
葬儀は故人の希望を優先できるが、墓に関しては、残された者の負担を考えて種類や場所を考えた方がいい。
【プロフィール】
大橋理宏(おおはし・まさひろ)/大橋石材店代表取締役。お墓のみとり代表。監修に『令和版 墓じまい・改葬ハンドブック』(主婦の友社)など。
取材・文/土田由佳
※女性セブン2021年8月19・26日号