コストコで大量買いしたパンの賞味期限が切れたり、通販サイトのセールで同じ形で2色、3色と“色ち買い”した服をたんすの肥やしにするのはまだいい方だ。お酒やお菓子などの嗜好品は、いくら安いからといって箱買いすると、その後の出費と健康にかかわる。ファイナンシャルプランナーの飯村久美さんはこう話す。
「アルコールや砂糖など、依存性のあるものを大量買いするとブレーキがかからなくなり、どんどん消費が進みます。実際に“ビールを箱買いするようになってから休肝日がつくれなくなった”というケースは多いのです」
「もう1本飲みたいけど、わざわざコンビニに行くのもめんどうだな」くらいが、財布にも体にもちょうどいいのだ。
※女性セブン2021年10月28日号