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東京23区の平均所得事情 足立区347万円は全国区なら「中の上」

東京「下町」「都心」「山の手」の特徴

東京「下町」「都心」「山の手」の特徴

 所得水準が高いのは、千代田、中央、港の「都心」3区をはじめとした中心部だ。そこに目黒、世田谷など西部の「山の手」地域が続く。そして、荒川より東の足立、葛飾、江戸川をはじめ、23区の東部には、相対的に所得水準の低い区が多い「下町」エリアがある。

「東京の所得水準の分布には、中心部の所得が高いほか、“西高東低”の傾向がみられます。これは日本特有のもので、多くの諸外国では、大都市は中心部にスラムなどの低所得者の居住地が広がり、富裕層は郊外の閑静な住宅地に住む傾向があります」(池田さん)

 日本と海外では、都市部の所得水準の分布についても、違いがあるようだ。

●ランキング表については、東京23区研究所のデータをもとに「女性セブン」作成

※女性セブン2022年2月3日号

東京23区、犯罪発生密度ランキング(2019年)

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