企業も国民も借金だらけで財政は時限爆弾を抱え、次代を担う若者は就職先がなく、子供も生まれない――こうした自国の惨状を、若者たちは「ヘル(地獄)朝鮮」と自嘲しているという。
「近い将来、多くの国民が他国に移住する選択肢を持ち始めても不思議ではない。その移住先として真っ先に上がるのは日本です。日本経済もドロ船ですが、先に沈みゆく船から“少しマシな船”に乗り換えるのは自然なこと。日本は距離的にも文化的にも近く、韓国に残した親にもすぐ会いに行けます。高齢化が進む日本にとっても、韓国から働き手となる若者が来ることはプラスでしょう。韓国からの“脱出組”が日本に流入する日は、そう遠くないかもしれません」(金氏)
新政権の船出とともに迫る「韓国沈没」は、日本にとって決して対岸の火事ではない。
※週刊ポスト2022年4月1日号