【2】については、毎年誕生月に送られてくる“ねんきん定期便”を見れば、夫婦の受給額がわかります。
「夫が会社員で妻が専業主婦の場合、月20万円前後が目安です」
そして【3】。老後の食費や水道光熱費、マンションの管理費など日常生活に必要な支出が月いくらになるかをチェックして。
「毎月の生活費が年金でまかなえれば心配はありません。赤字なら、削れる部分を早めに見直して」
忘れがちなのが【4】。固定資産税や車の税金など、毎年かかる経費や、リフォームや家電の買い替えにかかるお金も洗い出しておかなきゃね。
「家や車の維持費が大変なら、住み替えや買い替えも検討を」
そして、意外に重要なのが【5】。医療も介護も公的保険があるとはいえ、やっぱり備えはある程度ほしいよね。
「医療費は健康保険を使えば、よほど大病で長く入院しない限りは特別出費の範囲で乗り切れます。用意するなら介護費で、目安は300万~500万円。これだけあれば、介護付き施設に入れます」