家計

電気料金値上げ時代の節約ポイント「契約アンペア見直し」「エアコン・冷蔵庫買い替え」等

光熱費を抑える生活のポイント

光熱費を抑える生活のポイント

電化製品は「ひとつ型落ち」に

 電気代を節約するには契約の変更だけでなく、製品の買い替えも有効だ。関西在住の70代主婦が語る。

「日本の電化製品は持ちがよく、もう20年以上同じモノを使っています。でも最近娘から“古い家電の方が、電気代がかかって損だよ”と買い替えをすすめられて、どうすべきか迷っています」

 実は昔ながらの家電を使い続ける家庭は、大損している可能性が高い。IT・家電ジャーナリストの安蔵靖志さんが指摘する。

「家電のなかで最も電力消費が大きいのはエアコンですが、現在のモデルは10年前と比べて消費電力20%減。つまり、昔のモデルだと電気料金が2割増しになる。冷蔵庫もここ10年の断熱材の進化で、大きく性能をあげました。ちなみに“冷蔵庫は小型の方が電気代が安い”というのは間違いで、最新の250~300リットルの冷蔵庫は年間電気代9000円ですが、400~450リットルタイプは年7000~8000円。買い替える際は、大容量の方がお得になります」

 意外な節約ポイントとなるのが照明機器だ。

「一部屋の蛍光灯の電気代は年間5000~9000円ですが、LEDに変えると2500円ほどで、半額から3分の1以上下がる。さらにLEDは蛍光灯より40倍も寿命が長いとされます。初期費用はLEDの方がかかりますが、トータルでは蛍光灯より断然お得です」(安蔵さん)

 一方で炊飯器には注意。

「エコ機能のついた炊飯器もありますが、加熱機器はワット数をセーブすると、味が落ちます。その結果、製品の満足度も下がるので要注意です」(安蔵さん)

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