「課題、写真撮って今すぐ送ってー」
現在、都内の私立大学に通う女子学生・Bさんは、「ひどい子は本当にひどい」と嘆く。
「語学の授業は予習しなかったら、訳せないような少し難しい文学的な内容。それなのに予習をほとんどしない友人は、いつも私の隣の席に座り、先生に当てられると、私の予習したノートを勝手に見て答え始めるんです。その後、友人は『よかった、なんとかなった』と言うだけ。
別に物質的な見返りが欲しいとかではなくて、自分の努力や頑張りが評価されず、軽く見られているようなのが嫌なんです。そもそも、この子のために予習してきているわけではないのですが、なんだか悲しくなりました。もう“友人”じゃないかもしれませんよね(笑)」(Bさん)
課題についても同様に要求してくるばかりだったので、Bさんは一度、勇気を出して断ったことがあるという。
「『○○の課題、明日までだよね。写真撮って今すぐ送ってー』と、さらりとLINEで送って来ます。ある時、さすがに断ったら『友達なのにひどい。私、何かした?』と逆ギレされました。時間をかけて頑張った成果物である課題を、秒で写される人の気持ちを考えたこともないんでしょうね……」(Bさん)