東京から近場の避暑地に行くならどっち？「軽井沢」vs「那須」実力比較

【遊び】バランス良く様々な施設を楽しめる那須

　バランス良く色々な施設があるのは那須です。遊園地、動物園、美術館、博物館などが車で10分～20分程度の範囲内にまとまっており、牧場やロープウェイなど、自然や眺望を楽しめる場所もあって、効率よく様々なタイプの施設を楽しめます。

　軽井沢は古くからリゾート地として栄えてきましたが、誤解を恐れずに言えば、子供が楽しめる施設は少なめ。「軽井沢おもちゃ王国」という施設はありますが、軽井沢の中心からはかなり離れており、住所は群馬県です（軽井沢は長野県）。ただ、軽井沢は広々とした公園、自然と触れ合える場所、色々な体験が出来る教室などは豊富なので、大人と子供が一緒に楽しむには良いかもしれません。

【宿泊】リッチに過ごすなら軽井沢、温泉も売りの那須

　軽井沢はプリンス系を除けば大型ホテルが少な目。その代わり、一度でいいから泊まってみたいようなハイクラスな宿が揃っています。古くより富裕層を受け入れていた地域だけに、ホスピタリティはバッチリ。たまの休暇をリッチに過ごすなら、第一候補は軽井沢になりそうです。

　那須は高級タイプの宿もたくさんありますが、ファミリータイプの大型ホテルの選択肢が豊富。高原の鬱蒼とした森林の中にポコっと頭を出した高層ホテルが何軒も建っています。小さな宿も魅力的ですが、那須といえば温泉も売りなので、複数のお風呂がある大浴場で湯を楽しむのも◎。ホームページなどで大浴場の様子は見られますから、“お風呂で宿を選ぶ”というやり方もあるでしょう。