壊れたモノの価値も気になるところだが、こちらも驚くべき結果が。
「2年くらい前に、40年以上前の故障したパチンコ台に高値が付いたことがありました。ネットオークションに5000円から出品したのですが、最終的に6万円という驚きの高値で落札されていたんです。壊れた家電などはジャンク品として価値があるケースも多いので、『動かないから』『映らないから』とすぐにあきらめず、試しに出品してみるのもおすすめです。中には、その商品の部品がほしい人もいて、意外なニーズが隠れているんです」
根付けの秘訣は相場。基本的には平均より高値
フリマアプリとネットオークションを使い分ける際、ポイントはどこにあるのか。
「オークションは結構コアなマニア層が見ているので、アニメやゲーム、音楽などの趣味性の高い物を出品しています。ただ、両方を見比べてフリマアプリに高値で出して、売れたこともあります」
最後に値付け上手としても一目置かれている彼女に、そのコツを尋ねると……。
「秘訣は相場です。私がよくやるのは売り切れを表示させ、売れた平均額を把握します。すぐに売りたい場合は、あえて安い値を付けますが、基本的には値下げ交渉をする前提で、平均より高値を付けています。もう私物の不用品はほとんど出品してしまったので、販売は月に1~10品、購入は月に1~5品程度のペースでいまはやっています」