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検討しなきゃ損! ライフスタイルで選ぶ電気料金プラン

ライフスタイルで選ぶ電気料金プラン

ライフスタイルで選ぶ電気料金プラン

 2016年4月の電力小売全面自由化によって8兆円と言われる一般家庭向け電力市場が開放されることになり、この市場を狙って、石油会社、通信会社、都市ガス、商社など350件に上る小売電気事業者が登録されている(以下、数字はいずれも2016年10月時点)。

 既存の一般電力会社は、電力使用量の多い需要者に対して割安な料金プランを提示。石油・ガス・商社等のエネルギー産業に関連する事業者は、保有する電源などを強みに割安な料金プランを、また、通信企業は携帯料金など主要事業とのシナジーを活かしたサービスを提示している。参入する業種によって料金プランが多様化し、電力市場は活性化している。

 東京エリアだけでも49の電力会社、176の電気料金プランがあり、全国だと72の電力会社、プランは580に達する。

 消費者個々のライフスタイルに合ったプランを選べばよいのだが、それぞれどんなメリットがあるのか検討すらしていない世帯も多いのではないだろうか。自分のライフスタイルにマッチするプランが見つかれば、電気料金の節約に繋がるのは間違いない。以下、例を挙げて比較検討してみよう。

 まず、従来から利用しているであろう東京電力(東京電力エナジーパートナー)の料金プランを見てみよう(現在、東京電力は合計9つのプランを提示しているが、比較のため、従来から存在する「従量電灯B」プランを契約しているとする)。

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