家計

料理上手でなくても食費節約できる!時短節約家が指南する「1週間献立ノート」

時短節約家・くぅちゃんの「1週間献立ノート」の例

時短節約家・くぅちゃんの「1週間献立ノート」の例

「1週間献立ノート」の作り方

【1】家にある食材を書き出す

 買い物をする日を“初めの日“に設定し、曜日と日付を書き込む。日曜日にまとめ買いをするなら、日曜日からスタート。次に、冷蔵庫の中身や缶詰などの保存食品も含め、家にいまある食材をすべて書き出し、在庫を「見える化」する。

【2】家族の予定を書き込む

「『自分の仕事が忙しい日はカレー』、『疲れそうな日は朝のうちに下ごしらえをして夜は焼くだけのおかずに』など、家族のスケジュールを把握してから献立を決めると、疲れていても、予定通りに作れます」(くぅちゃん・以下同)

【3】メインのおかずを書き込む

 事前に、自分が作れる・作りやすいメインのおかずリストを作っておき、それを見ながら、肉の日、魚の日、揚げ物の日、麺の日、残り物一掃の日など、曜日ごとにメインのおかずを記入。【1】の「あるもの」を優先して献立を考えれば、食品ロス防止に。

【4】副菜を書き込む

 メインのおかずとのバランスや残りの食材を考え、副菜を考案。

「メインが手の込んだおかずなら、副菜は冷奴やきゅうりのスティックなど、切って出すだけのものにするなど、調整しています。迷ったら、過去のノートを見返すとヒントになります」

【5】「つくりおき」を書き込む

 いまある食材やメインで使う食材の残りで作れそうなおかずを考え、「つくりおき」として書き込む。【4】の副菜(サブのおかず)の中から、「つくりおき」にできそうなものもここに書き込む。なるべく簡単にできて保存ができるものがおすすめ。

【6】買い物リストを作り、予算を記入

 献立(メインと副菜、つくりおき)と「あるもの」を確認し、足りない食材を書き出す。買い足す食材を見ながら予算を記入。予算オーバーなら安い食材に切り替えたり、献立そのものを変えたりして調整する。【1】~【6】を書き終えたら、買い物へ。

【プロフィール】
時短節約家・くうちゃん/夫、長男(中学2年生)、次男(小学5年生)の4人家族。近著に『くぅちゃんの食費がみるみる減る献立ルール』(扶桑社)がある。

取材・文/桜田容子

※女性セブン2022年12月8日号

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