Q3:始めるにはどうすればいいの?
まずは金融機関に専用口座を開設する。
「すでに普通預金口座などを持っている銀行で手続きする場合も、新たに口座開設が必要です。申し込みは各金融機関の窓口で行なうほか、ネットでもできます」
Q4:NISA口座はどの金融機関に開設するのがいいの?
最もハードルが低いのは、すでに自分が口座を持っている金融機関にNISA口座を開設すること。ただし取り扱う金融商品には注意が必要だ。
「銀行でNISA口座を開設する場合、『一般』を選択しても、購入できる金融商品は投資信託のみです。個別銘柄に投資をしたいなら、証券会社に口座を開設しましょう。銀行よりも取り扱う金融商品の種類も豊富。三菱UFJ銀行の利用者ならauカブコム証券など、銀行が連携する証券会社にNISA口座を開いて個別銘柄を購入する方法があります」
Q5:口座の具体的な開設方法は?
詳しくは図に示したが、マイナンバーカードを用意すれば、スマホやパソコン、金融機関の窓口で手軽に申し込みができる。
「マイナンバーカードがない場合は通知カードと本人確認書類を用意すればOKです」
Q6:どれくらいの期間で開設できる?
窓口でもネットでもその日のうちに申し込みは完了する。
「口座開設申し込みと同時に投資する商品や金額、(つみたての場合は)引き落とし日などもまとめて決定できます。ただし、正式に口座開設が完了するのは税務署の審査を通ってからです。
審査期間は2~3週間ほどかかるので注意しましょう。審査完了の通知はメールや郵便などで届きます」