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日経平均「倍返しの法則」で2万7000円へ! トランプ相場で沸騰期待の「革命株」10選

 ダウ平均が2万ドルをうかがう展開になれば、日本も2万7000円に向けて上昇ムードが高まると予測する。

 もちろん中立シナリオ、悲観シナリオも意識しておく必要はあるが、私は現時点では楽観シナリオの確率が高いと考える。

 具体的にどの銘柄が期待できるかは図で示すが、これらの多くは安倍政権が掲げる「第4次産業革命」に関係するものだ。

 この“革命”はAI(人工知能)とビッグデータの融合によってもたらされ、「IT+α」で生活や産業のシーンが根本から変わるインパクトがある。

 前述の通り、しばらくはもみ合い相場なので、値動きの軽い個別銘柄の物色が続くだろう。

 大型株以外にあえて中小型株を多く選んだのは、目ざとい投資家が好みそうな大化け株を狙う戦術が今は良いと思うからだ。

マネーゲームで大化けを期待する“革命中小型株”7銘柄

 企業名
(市場・証券コード)
 企業概要
パピレス
(ジャスダック・3641)
電子書籍の販売・レンタルで業績好調。市場の成長も期待できる。2016年にスマホを意識した縦スクロール配信を開始して好評。2017年3月期、2018年3月期とも増収増益が予想されている。
チェンジ
(マザーズ・3962)
2016年9月に新規上場。直後に急伸後、株価は軟調だが、引き続き将来性が注目される。IoT、ビッグデータ、クラウドなどに加えてIT人材育成事業の進展が期待されており、伸びしろがある。
ストライク
(マザーズ・6196)
2016年6月の上場から半年足らずで株価は倍増。M&Aコンサルが主力で、この分野は大手企業の内部留保活用の必要性から成長期待が大きい。政権内で内部留保への課税論もくすぶっており注目。
ビジョン
(マザーズ・9416)
Wi-Fiルーターのレンタル事業が予想を上回って堅調。引き続き増収増益が続くと予想されている。2016年3月以降、株価は約2倍に急騰した。WEBマーケティング支援事業も安定している。
オークファン
(マザーズ・3674)
ネットオークションの情報・価格検索・分析サービスで業績好調。今後も業績急拡大の可能性がある。株価は2016年秋に一時急落したため、時価総額も100億円割れでバーゲンセールの妙味あり。
メタップス
(マザーズ・6172)
データ分析やアプリ収益化支援が主業だが、最近はAI(人工知能)開発で注目される。下記のインターアクションとともに、AI事業が収益化できるようになれば業績・株価の急伸も期待できる。
インターアクション
(東証2部・7725)
太陽光発電設備や光源装置が主力で、そのうち高精度の光源装置の分野では世界トップレベル。その技術を活かしたAIによる自動運転技術開発に参加を表明しており、進展次第では大化け期待も。

 中小型株で7銘柄を挙げたが、このうち時価総額が一番大きいストライク(マザーズ・6196)でも500億円弱で、オークファン(マザーズ・3674)、インターアクション(東証2部・7725)などは100億円以下だ(いずれも2016年11月中旬時点)。
 

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