財布と言えば、日常的にお金を入れるものだけに、金運アップを意識して選んでいる人も少なくないようだ。実際、60代以降の人は、金運アップによいといわれる黄色い財布の愛用者が多いことでも知られている。では、日本の風水・家相・インテリア学の第一人者のDr.コパさんは、ご自身の財布をどう選んでいるのだろうか。
「最近はキャッシュレスが浸透してスマホだけを持って出かける人が増えていますが、財布は“お金の家”。“自宅”がなければ金運がどんどん遠のいてしまいます。住まいを整えるのと同じように、お金にとって居心地のいい財布を持つべきです」(Dr.コパさん・以下同)
コパさんは「普段遣い用」、家に置いておく「金庫用」、遊びに行くときの「遊興用」と、小銭入れを使い分けている。複数あれば、使わない時間に運気の補充ができるからだという。
また、毎年その年のラッキーカラーの財布に買い替えている。ちなみに、今年はオレンジとグリーンと白。さらに「天下を取る」という意味を持つ「115」にあやかり、普段遣い用財布に11万5000円を入れている。
「お金に困らないという意味もあるので縁起を担いでいます。ポチ袋に115円を入れて“お種銭”として財布に忍ばせるのもおすすめです」
それ以外の現金は、月曜の朝に入れる金額を決める。
「今週はどこに行って何に使うのかを明確にして、そのために必要な金額を用意します」
そんなコパさんは、財布は自分を守る道具だと断言する。
「財布があればどこに行ってもなんとかなる。そんな味方を持たずに出かけるのは怖いですよね。もちろんスマホで事足りるという声もあるけど、お金とカードは財布から取り出すのがお金に対しての作法。それだけでもお金が喜んで、ますます集まってきてくれるとぼくは思っています」
財布について「6つの質問」
Q1.財布はどこで買うことが多い?
A.オリジナルグッズを扱う銀座の『Copa Shop』。
Q2.どのくらいで買い替える?
A.1年に1回が基本ですが、半年で替えることもある。
Q3.現在の所持金は?
A.の財布には11万5000円。
Q4.クレジットカードの枚数は?そのうちメインカードは?
A.2枚。交通手段としてJALとANAのクレジットカードを所持。
Q5.現金、カード以外に入れているものは?
A.小袋に入れた粗塩でパワー注入。週1回の交換が目安。
Q6.現金派? それともキャッシュレス派?
A.飛行機や列車のチケットはカード払いが多いが、できるだけ現金を使うようにしている。
【プロフィール】
Dr.コパさん/1947年生まれ。東京都出身。日本に古くから伝わる風水をわかりやすく説明。手に持つのは、向かって左から普段遣い用・金庫用・遊興用。オリジナルの財布はすべて風水に則っている。
撮影/浅野剛
※女性セブン2023年4月27日号