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【注目トピックス 日本株】新興市場銘柄ダイジェスト:かんぽ生命保険は大幅反発、AnyMindがストップ高

*16:20JST 新興市場銘柄ダイジェスト:かんぽ生命保険は大幅反発、AnyMindがストップ高
<265A> エイチエムコム 1070 +150
ストップ高。14日の取引終了後に24年12月期第3四半期の業績を発表し、好材料視されている。売上高が7.44億円、経常利益が1.16億円と、経常利益は通期計画を上回り順調だった。AIプロダクト事業については、比較的規模の大きいコールセンター向けにVoice ContactやTerryの導入が進んでいる。また、AIソリューション事業については、DXを中心とした前期からの継続案件に加え、新たに国産の大規模言語モデルに関する研究開発プロジェクトも受注し順調に推進している。

<7181> かんぽ生命保険 3031 +343
大幅反発。前日に上半期の決算を発表、純利益は629億円で前年同期比24.7%増となり、通期予想は従来の790億円から1200億円、前期比37.8%増に上方修正している。運用環境が好転したことで資産運用収益が増加する見込みのようだ。また、発行済み株式数の7.8%に当たる3000万株、350億円を上限とする自社株買いの実施を発表。取得期間は11月15日から25年11月14日まで。需給面での下支え効果を期待する動きに。

<3990> UUUM 445 +80
ストップ高。14日の取引終了後に、支配株主のフリークアウト・ホールディングスが完全子会社化を目的に1株532円でTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表し、TOB価格にサヤ寄せする動きとなっている。同社は、本日開催の取締役会において同公開買付けに賛同の意見を表明している。TOB成立後、同社は上場廃止となる見通し。買付期間は11月15日から12月26日となっている。

<4011> ヘッドウォーター 9830 +160
反発。24年12月期通期業績予想の上方修正を発表し、好感されている。売上高は従来予想を据え置いたが、営業利益は2.26億円から2.93億円(30.0%増)に、経常利益は2.29億円から2.97億円(30.0%増)に、親会社株主に帰属する当期純利益は1.56億円から2.06億円(30.0%増)に上方修正した。アライアンス戦略や生成AI案件比率が増加したことによる案件規模の拡大、各原価低減策が功を奏して予想を上回る売上総利益の確保となる見込みとなったことなどが要因としている。

<5027> AnyMind 1134 +150
ストップ高。24年12月期第3四半期の業績を発表し、好感されている。売上収益は356.80億円(前年同四半期比+55.9%)、営業利益は16.80億円(同+407.2%)と好調だった。すべての事業において売上収益及び売上総利益が順調に推移しており、特にアジア地域での事業展開が全社の成長を牽引しているとしている。また、各事業セグメントの業績が8月14日に上方修正した予想を超えて順調に推移しているとして、あわせて24年12月期通期業績予想を更に上方修正している。

<9554> AViC 1199 +110
大幅続伸。24年9月期の業績を発表し、好材料視されている。エンタープライズ顧客を中心に新規顧客の獲得が継続的に進展したことにより、売上高は前期比+20.4%の19.34億円、経常利益は同+57.3%の4.41億円と大幅増収増益に。なお、23年10月から連結対象となったFACTについては、第3四半期からのれん等無形資産償却後の数字で利益貢献している。25年9月期は前期比+30.1%増収、+50.4%増益(営業利益)、営業利益率26.7%と、業界最高水準の成長率・利益率を見込む。

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