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FiscoNews

【寄り付き概況】日経平均は131円高でスタート、川崎重やソフトバンクGなどが上昇

[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;39168.52;+131.67TOPIX;2730.96;+3.70

[寄り付き概況]

 25日の日経平均は131.67円高の39168.52円と反発して取引を開始した。前日24日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は390.08ドル高の43297.03ドル、ナスダックは266.24ポイント高の20031.13で取引を終了した。長期金利の上昇を警戒し、寄り付き後、まちまち。クリスマス祭日の前日で短縮取引となる中、ハイテクが引き続き買われ、株式相場を押し上げた。本日から年末にかけてのクリスマスラリーを期待した買いも手伝い、終盤にかけて、上げ幅を拡大した。

 今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、外為市場で1ドル=157円10銭台と、引き続き円安・ドル高水準で推移していることが、東京市場で安心感となった。さらに、日経平均は39000円近辺が下値支持帯として意識され、ここからの短期的な下値余地は大きくないとの見方もあった。一方、昨日の海外市場で米長期金利が高止まって推移したことが東京市場の株価の重しとなった。また、海外投資家中心に引き続きクリスマス休暇となる市場関係者も多く、積極的な買いは限定的だったが、寄付き段階では買いが優勢だった。今日は、MIC<300A>、アルピコホールディングス
<297A>が東証スタンダードに上場した。また、今日は植田日銀総裁の経団連での講演が予定されている。

 セクター別では、鉱業、石油石炭製品、証券商品先物、非鉄金属、機械などが値上がり率上位、輸送用機器、水産・農林業、パルプ・紙、銀行業、ゴム製品などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、川崎重<7012>、フジクラ<5803>、ソフトバンクG<9984>、日本製鉄<5401>、三井E&S<7003>、ファーストリテ<9983>、東電力HD<9501>、INPEX<1605>、商船三井<9104>、三菱重<7011>、武田薬<4502>、大和ハウス<1925>、ヒューリック<3003>などが上昇。他方、日産自<
7201>、幸楽苑<7554>、任天堂<7974>、パンパシHD<7532>、三井住友<8316>、楽天グループ<4755>、トヨタ<7203>、MS&AD<8725>、ホンダ<7267>、三菱UFJ<8306>、すかいらーく<3197>、IHI<7013>などが下落している。

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