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【注目トピックス 外国株】概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、投資家心理がやや悪化する流れ

*09:47JST 概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は続落、投資家心理がやや悪化する流れ
【ブラジル】ボベスパ指数 122971.77 -0.30%
22日のブラジル株式市場は弱含み。主要株価指数のボベスパ指数は、前営業日比366.57ポイント安(-0.30%)の122971.77で引けた。ボべスパ指数の86の構成銘柄では49が上昇、36が下落、変わらずは2。利食い売りが観測された。RADL3などの値下がりが目立った。一方、アズールはしっかり。

【ロシア】MOEX指数 2972.62 +1.30%
22日のロシア株式市場は上昇。主要株価指数のMOEXロシア指数は、前日比37.91ポイント高(+1.30%)の2972.62で引けた。日中の取引レンジは、2924.74-2972.83。原油先物は伸び悩んでおり、トランプ政権の政策動向を見極める状況が続いているが、堅調に推移した。

【インド】SENSEX指数 76404.99 +0.75%
22日のインド株式市場は強含み。前日比566.63ポイント高(+0.75%)の76404.99、ナショナル証券取引所の主要50社株価指ニフティは130.70ポイント高(+0.57%)の23155.35で取引終了。30社株価指数SENSEXの構成銘柄では、21が上昇、9が下落。変わらずは0。外部環境の改善を期待した買いが入っており、過半数の銘柄が上昇している。インフォシス(INFO)などがしっかり。一方、タタ・モーターズ(TTMT)などはさえない値動きとなった。

【中国本土】上海総合指数 3213.62 -0.89%
22日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比29.00ポイント安(-0.89%)の3213.62ポイントと続落した。

投資家心理がやや悪化する流れ。トランプ新政権の通商政策が不安視されている。
トランプ米大統領は21日の記者会見で、中国から輸入される製品に2月1日から10%
の追加関税を課すことを検討していると述べた。また、中国の国家統計局による1月の製造業PMIが27日に発表されることや、28日春節(旧正月)の大型連休が始まることも買い手控え要因として意識されている。ただ、下値は限定的。金融緩和の期待は持続している。市場では、春節前の預金準備率引き下げ観測も強まる状況だ。

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