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【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:上げ渋りか、トランプ政策やPMIを材料視

*13:59JST 米国株見通し:上げ渋りか、トランプ政策やPMIを材料視
(13時30分現在)

S&P500先物      6,144.50(-7.50)
ナスダック100先物  21,983.50(-54.75)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は28ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

23日の主要3指数は続伸。序盤から上げ幅を拡大し、ダウは408ドル高の44565ドルと4日連続で上値を伸ばし過去最高値を更新した。トランプ大統領は日本時間24日1時にダボス会議でオンライン演説し、連邦準備制度理事会(FRB)への利下げ要請の考えを表明。それを受け長期金利の上昇は抑制され、主力ハイテクが買われ相場を押し上げた。また、ゴールドマンやJPモルガン、キャタピラーといった主力株も値を切り上げた。

本日は上げ渋りか。前日のトランプ氏の見解でFRBの利下げ継続を期待した買いが入り、相場を押し上げる展開が続く。ただ、来週開催の連邦公開市場委員会(FOMC)では緩和的な政策は見送りの公算で、買いは限定的とみられる。また、引き続きトランプ政権の関係国に対する関税強化の影響も警戒されており、買い一巡後は様子見ムードが広がりやすい。今晩発表のPMIはおおむね前月並みと予想され、大きな買い材料とは期待しにくい。

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