*17:11JST 東京為替:ドル・円はしっかり、夕方も高値圏を維持
31日の東京市場でドル・円はしっかり。東京都のインフレ指標を受け日銀の早期利上げが期待され、円買い先行で一時153円91銭まで下落。午後は日銀総裁の見解で円買いは後退し、154円93銭まで切り返した。夕方にかけても高値圏を維持した。
・ユーロ・円は159円92銭から161円04銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.0402ドルから1.0378ドルまで値を下げた。
・日経平均株価:始値39,574.38円、高値39,681.82円、安値39,458.95円、終値39,572.49円(前日比58.52円高)
・17時時点:ドル円154円70-80銭、ユーロ・円160円90-00銭
【経済指標】
・日・12月失業率:2.4%(予想:2.5%、11月:2.5%)
・日・12月有効求人倍率:1.25倍(予想:1.25倍、11月:1.25倍)
・日・12月鉱工業生産速報値:前月比+0.3%(予想:+0.2%、11月:-2.2%)
【要人発言】
・植田日銀総裁
「為替変動がインフレ率に様々な影響を与えることは十分認識」
「経済・物価見通しが実現していけば金利引き上げ緩和度合いを調整」
「見通し実現なら利上げで緩和調整の考え、市場に伝わっている」
「基調的な物価は2%をまだ下回っている」
「基調的物価2%に向けて徐々に高まるよう緩和環境を維持」
「コストプッシュによる物価上昇、国民に多大な負担と認識」
「為替レートを特定水準に誘導する政策はしていない」
・トランプ米大統領
「BRICSがドルにとって代わる可能性はない」
「BRICSがドルを代替しようとするなら100%の関税を課す」
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