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【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:底堅い値動きか、FRB議長の議会証言に期待も

*13:50JST 米国株見通し:底堅い値動きか、FRB議長の議会証言に期待も
(13時30分現在)

S&P500先物      6,076.00(-12.75)
ナスダック100先物  21,786.25(-60.25)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は66ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

10日の主要3指数は反発。ナスダックとS&Pは序盤の堅調地合いを維持、ダウは失速も終盤に持ち直し167ドル高の44470ドルと3日ぶりにプラスへ浮上した。トランプ政権による関税引き上げ措置の影響が懸念され、売りが強まる場面もあった。ただ、長期金利の過度な上昇が抑えられ、世界的な半導体需要の増大を背景にエヌビディアなどハイテクが選好され相場を押し上げた。また、景気敏感や消費にも買いが波及した。

本日は底堅い値動きか。貿易摩擦による世界経済への影響が懸念され、買いづらい地合いは続く。ただ、今晩のパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長による議会証言が注目材料に。直近の連邦公開市場委員会(FOMC)ではハト派スタンスを弱めたものの、パウエル氏は記者会見で中立的な見解を示している。トランプ政権は利下げ圧力を強めており、同氏の議会での発言内容によっては緩和的な政策を維持するとの期待が高まれば買いが入りやすい。

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